子ども達だけで安全に集える場所が無い!
毎年のようにこの時期になると思うことであるが、もう年賀状の季節がやってきました。ぶっちゃけ一年の経つのが速すぎます。あれもしたいこれもしたいと思うことが多すぎるからなのでしょうか。 1日は24時間と決まっていて、このことだけを考えると随分長いように感じるのに、それでは今日「これとこれとしよう」と決めて1日のスタートを切っても、あっという間に時間が過ぎ去って、決めた一つしか出来なかったり、一つもできなかったりとスムーズにいきません。 年金生活となって時間にゆとりができたはずなのに、他の何かに時間が奪われているようです。 まず、一つ考えられることは、孫守り時間です。年金生活になる前は、このことまで思っていませんでした。これが不意に自分の時間を奪われる一番問題の一つとなっています。 子ども夫婦の共働きは良いというか止むを得ませんが、それが私たち「じいばあ」の時間を奪われることになるとは、本当に夢にも思っていませんでした。 その孫たちも今では小学校高学年になり、赤子のようにあやす必要はありませんが、家を留守にできない、何泊かの旅行にも行けない、ちょっと辛いものがあります。 毎日、月曜日から金曜日まで学校に行ってくれている間はまだ良いのですが、土・日がちょっと疲れます。3連休や夏休み等の長期休日ともなれば、もう最悪!自分たち「じいばあ」の時間は全くありません。 まだ、放課後や休日の孫たちの自由時間に「じいばあ」がいなくても友達同士みんなで集って楽しく遊び学べる場所があれば良いのですが、近くにそんな気の利いた場所はどこにも在りません。みんなどうしているのでしょう? よくよく考えてみると、戸外はどこも大人社会で、子ども達だけで安全に集える場所など本当にどこにも在りません。 今では一歩外に出ると「一寸先は闇」大人だって何が起こるか分からない時代です。それなのに子ども達だけで安全に集える場所が無いのは、これは絶対政治の責任だと思います。 子どもは子ども達だけで遊ぶ時間を与えなければ、豊かな情操教育を受ける機会を失ってあっという間に大人になり、変な鬼畜に育ててしまいます。 便利さだけを追い求める大人社会もいいですが、もういい加減にこの辺で改めなければ、大人も安心して外に出られない時代が来るでしょう。