子どもは親を選べない!
近年、まともに育児のできない親が多すぎると思いませんか?一体、親になるまでにどのような教育を受けてきたのかと、親の親を疑ってしまいます。 先日のニュースを見て、このような虐待事件が激増している現実をどこかで断ち切らなければ、社会の秩序そのものが乱れてしまう!と悲嘆しています。不幸という「アリ地獄」に転落し、どんなにもがいても立ち直れない、正に「奈落の底」に堕ちる悲しい人生を送ることになるでしょう。 生後1ヶ月の子どもといえば、泣くのが仕事です。まだ言葉が解らないうちは、泣くことでしか自己表現のすべがありません。そんなわが子が 「泣き止まないから踏みつける」 こんなわがままが許される訳がなく、 「赤子の手をひねる」 ということわざにもあるように、こんな誰にでもできる造作ないことで泣く子を黙らせることができると思っている人に、親になる資格なんてないと思いませんか。 きっと、親のわがままな行動の結果、不本意に生まれてきた可哀そうな子どもに違いありません。でも、子どもは親を選ぶことができません。この子にしてみれば、こんな親なら産んでもらいたくなかったと思っていることでしょう。 この子たちが無事大人になったとしても、自分の親を本当の親と思いたくない(思えない)、親を親とも思わない人間を、繰り返し作ってしまうことになると思うのです。 こんな不幸な悪循環を断ち切るには、今はもう、 「大人の学校」 を作って、ここで 「親になる資格」 を取得しなければ、結婚することはもちろんのこと、子どもを産むことも許されない法律を制定しなければ回復できないところまで腐ってしまったような気がしてなりません。