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自然と人類の調和

  人間は間違った考えで、動物に対して無謀な扱いをしていることに全く気づいていません。この地球を人類だけのものと錯覚しているようです。  みなさんは、人間が動物に対して、次のような行為をしていることを知って(気づいて)いますか? 行為内容 事 例 発生する問題 餌付け 動物愛護のつもりで安易に行われている餌やり〔ハト等〕 異常繁殖によるフン害等、生活環境被害 ペット 癒し効果があるからと愛がん用として飼養〔アライグマ等〕 飼いきれずに山野へ放すことで起こる農業及び生活環境被害 乱 獲 有益なものが採取可能だからとむやみに行われる密猟(密漁)〔アフリカゾウ等〕 象牙、毛皮、グルメ、漢方薬等々の採取で絶滅または絶滅を危惧 保 護 絶滅危惧種という理由だけで一部の動物に実施される人口繁殖〔トキ、コウノトリ等〕 一部の種を人工繁殖させることで起こる過剰繁殖した場合の生態系への悪影響 有害捕獲 農林水産物等への食害等被害の防止目的に行政が行う捕獲〔イノシシ、カワウ等〕 人的な圧力による生息区域の移動、拡大等、自然生態系の破壊 観光飼養 観光客の誘致を目的に行う餌付け飼養〔ニホンザル等〕 過剰繁殖に伴う周辺農林業等への被害及び観光客等への加害 ※ここでいう動物とは、野生動物のみならず飼い主から捨てられて野生化した犬や猫も含みます。ただし、家畜として飼養されている動物「牛、豚、羊、馬、鶏等」は含みません。(理由:人による増減操作が可能なため。)   動物に対するこのような行為は、すべて人間のエゴイズムそのものと言っても過言ではないでしょう。 人間とは「いのち」をもてあそぶ動物なのか❓   人類よりも遥か遠い有史以前からこの地球上に生まれ、生命を育んできた我々人類の祖先に対し、何という無謀な行為をするのでしょう。こんな理不尽な行為は許されるはずはなく、このような行為を続けていると、いずれ我々人類自身が絶滅危惧種となるでしょう。  生命が宿る自然環境に干渉し、人間だけが発展しようと考えたところで、到底不可能です。我々人類がどんな力をもってしても自然や生命を操作することなど絶対に出来ません。人類の生きていく道は、自然との調和を保っていくことなのです。  生命が宿る自然は、根本的に人間が干渉できる対象ではないのです。人間も自然の一部なのだから、自然そのもの...